子供が減っている件と年金受給者の話。子育て世代の邪魔をする老人への年金給付を止めてみよう。

　はい、こんにちは。今日は子供が減っていることについて思うことをつらつら書いていきたいと思います。というわりにとんでもないタイトルですね。ま、個人の感想ですから。

　防衛費の話をそらすために～なんて少子化対策してるとかって話ですが、ちゃんと考えなきゃダメですよね、実際のところってのから入っていきましょう。

「若者が子供を育てやすい社会を～」って言ってますが。

　どうしたら育てやすいと思います？って、国会議員の話について、これがよそよそしい、というか、あまり現場の声を噛みしめて話してないな、という気がします。

　無責任でいいんでみんなで考えてみましょう。後に書きますが仕方のないところもありますが議員さんたちはあてにならないかもしれませんので。僕の場合、こんな感じ

・お金の心配がない

・（ワンオペ育児にならないよう）簡単に預けられる環境が用意されている

そして、

・子育てに対して文句を言われない

　これ、あまり出ない意見ですけど大事じゃないですか？お小言から苦情まで、周りからの圧力は結構強い気がします。相手は赤ちゃんよ？面と向かって話してみたら？かわいくてにこにこしちゃうから。って、僕の個人的見解です。でもかわいいよね。文句を言う気に何てなれません。

　にもかかわらず何となく、道行く子連れの人って肩身が狭いっていうか、申し訳なさそうな感じがするんです。全然気にしなくていいのに。子供が迷惑かけるのって当たり前だし、大人になってく過程で必要なことだと思うんです。それに食ってかかって文句を言っている人、特にそれがお年寄りだったりすると情けないというか、かわいそうというか。ま、気に入らないことがあったら子供をひっぱたいて強制させてこれた世代なんでしょうから当然なのか。今はダメらしいですよ。虐待になります。

そもそもとして特におじいさん方の場合、自分が子育てに関わってこなかったからその苦労が分からない、ってよく聞くんですけどそういうの、国会では議論してくれてません。もっと話し合おうぜ。

　世代でしょうがない部分もありますが、今回のブログの核心はこの世代間のギャップの話なのであえて書いておきます。

　議員さんも含む今の70歳あたりから上の人たちでしょうか？『団塊の世代』なんていうあたりから上の人たちは現在の現役世代とは全く違う生き方をしていたといわれています。

　男性は朝から晩まで仕事仕事。『24時間戦えますか』なんて真っ黒なキャッチコピーが賞賛を得ていた時代です。ま、時間外労働自体は今も続いているようですが、サービス残業は今よりはずっと少なかったんじゃないかと思われます。朝から晩まで働きますが、それに見合う給料だったり福利厚生だったりはあったようです。昔はよかったんだなぁ( ;∀;)。

　女性は大半が専業主婦で、育児は奥さんが、というのも定番のスタイルでした。旦那さんはほとんど家にいません。だって朝から晩まで仕事だったんでしょ？ね、おじいちゃん。子育てに限らず家の中の事はほとんど知らず、食器の置いてあるところが分からないから老後に困るなんて揶揄されます。ちなみにこの頃はまだ『男は外で女は家』っていうのが割と普通でした。男女雇用機会均等法、なんて歴史の授業で出てきたでしょ？あれは昭和から平成へ、って頃の話なんですよ。今のお年寄りには経験ない人が多いのも仕方ありません。

　でも、そんなおじいちゃんたちが、現代の子育てして働くお母さんに何で文句言ってるんだ？と思います。子育てのお手伝いなんてどうせできないでしょうからあてにはされていないでしょうけど、せめて黙っててくれよ、と。文句のないようも結局は電車の席譲れだのベビーカーが大きすぎて邪魔だの、自分さえよければいい幼稚な内容が多いみたいだし。

　国会で話し合っている議員さんたちも少なからず該当するかもしれないっていうのが、少子化対策の問題だと思うんですよね。子育て、うーん、金を出して育ててきたのは俺だ、じゃなく手を動かして子育てに参加できる議員さん、どれくらいいるんでしょうか？忙しいからできない？そうですよ、そういう親がいっぱい悩んでるの！忙しいからできないとか言って終わりだから少子化対策は進まないのです、たぶん。現役世代の平民たちはそれをがんばって回してるの！

　今のお父さんたちは、結構できるよ、子育て。朝から晩まで仕事、っていうのは多少減ってると思いますが、そればかりではない。お母さんも働きに出なきゃやりくりできない貧しい国になってしまっているんです、今の日本は。

サービス残業の根絶を追及しよう。

　サービス残業のせいで、無いことにされている労働時間か残業代があれば、事態はいくらか改善するかもしれません。議員さんにはここをがっつり追及して、改善させてほしいです。現場仕事は苦手でも指示出すのは超一流ですもんね。適材適所で働きましょう。これはやりがいのある仕事ですよ～。

　専業主婦が良いとは言いきりませんが、専業主婦が復活すれば子供はいくらか増えるかもしれません。もっとも、女性が家庭に入るって時代ではないので100％解決、とはいかないでしょうけどね。だったら専業主夫でもいいか。とりあえず、大黒柱が普通に働けば暮らしていけるくらいの給料が普通になって欲しい。国民が賃上げに求めているのは多分このレベルです。

　とにかく、今のお父さんお母さんはかなり辛い。みんながんばってるのに生活が向上しない。車の傷も直さず走ってます。こんなんで「さ、出産一時金を過去最高に増やしたんで結婚して子供バンバン生みましょう」って言われたって、ね。その後の生活も長いのさ。選挙にもいかないような若者だって、さすがにそこまであれじゃないですよ。国民を舐めすぎです。今の若者は慎重よ。政治に期待しないから選挙に行かない人もいるそうです。こう、もっと期待とか関心とか持ってもらえる政治が出来ると良いですね。今日は政治にきつく当たってますがごめんなさいね。

　反対に？民間はどうかというとこちらは関心なら高まっていますが、残念なことにもう一つ高まっているのは期待ではなく不安かもしれません。「ここに入社しないとならない」「こういう人生を歩んでいかなくてはならない」を中心に就職活動が展開されているように思います。「こういう仕事をしたい」がもっとあっても良いんだけど。って偉そうには言えないか。

某番組を観ててふと思ったのですが、戦時中は軍人さんが優先されていたように、少子化対策中は子育て世代を最優先して、お年寄りには少し我慢してもらっても良くないか？

　そう。これね。現役世代なんだし、問題の少子化対策も若者の話だし。お年寄りにはもう少し引いた立場にいていただきたい、と思います。少し前はお年寄りは金を使うから、って重宝されていたところもありますが、最近ではこの恩恵にあずかるのは特殊詐欺とか強盗とかって特殊な人ばかりでまともな現役世代って、それほどでもない気がします。あ、お年寄りが余計な買い物をしてくれなくなった気がします、ってことね。変な言い回しになりましたが。

　お金って使ってくれるから嬉しいんであって使ってくれないなら関心ないものらしいです。もっと辛らつに言ってしまうと、お金を使うお金持ちは好かれるけど、お金を使わないお金持ちは嫌われる、って。これ、お金持ちの啓発本とかには結構出てきます。で、人に好かれないとお金は寄ってこないって続くの。いや、お金持ちも楽じゃないね。

　若い人が選挙に行かないのせいで『年寄りに都合のいい日本』を助長させてしまっているのが歯がゆいなと思います。時間が出来て時々国会中継見てますが、足の引っ張り合いが中心になっているように見受けられます。税金使って運営させてるんだから本来は国民はもっとみんながwin-winになるように政策論争をさせなくてはなりません。そのためにはちゃんと選挙行って政党同士で戦うように仕向けなければいけません。若者よ、良いように搾取されていることに気づけ。みんなお得意の拡散を使って政治に良い波を呼ぼう。

そういえば先日観た番組でそうだよ、と思い出されたことがあったので。

年金は貯蓄ではない。今納めているものをもとに、今のお年寄りにくれてやってるものなのです。公的なお小遣いみたいな感じ？

　自分の貯蓄みたいに思ってませんでした？年金定期便が逆効果になってしまっている感じがします。今これくらい納めてるから将来はこれくらいもらえる、っていうのが悪く作用してますね。貯蓄の感じを出してしまっている。将来もらえるの部分は出すべきじゃないかもしれません。納めた金額と違って確定してませんからね。大きく変わる可能性もある。どっちに、とは言いませんが。

　そうなんです。年金は税金みたいに現役世代から吸い上げて、それをお年寄りにくれてやってる、というのが分かりやすい例えかもしれません。もちろんお年寄りに経済的な生活能力がないから、とか納得できる部分はあります。でもそのせいで若い人が子供をあきらめてるんじゃ片手落ちでしょ。

　そして小遣いもとい年金を『いただいてる』身分でありながら最近のお年寄りの言動等には目にあまるものがあります。自分は労わられて当然、みたいな考えをしている人が多い気がします。そういう人は大抵これだけのことをやってきたんだとプラス面ばかり主張してきますが、歴史を鑑みればそれはバブルを膨らませただけで実態の伴うものでなかったというマイナス面も含まれていることも分かって欲しいし、それに端を発し、長い長い低迷期を今も続けることになってしまったことにも少しは責任を感じてほしいと思います。がんばってきたことは認めますが、現役世代も今がんばっているところだし、ご自身は今その最前線を支えてはいないのです。本当に優先すべきは誰なのか、わかりませんか？

　そこでタイトルにつながって来るんですが、文句を言って子育ての邪魔をしてくる老人には、試しに年金の支給をカットしましょう。国家転覆でも目論んだかって。確かにある意味国の将来に牙をむいたんですから。マイナンバーで確認して年金カットもスムーズに。あら、良い使い方じゃないですか、マイナンバー。がんばって。心無い文句が減ればいくらかか子育てはしやすくなりそうな気がします。

　

迷惑老人から召し上げた年金分は迷惑老人本人に働いてもらえばプラマイゼロじゃん。

　年金カットされたら困る・・・？人に文句言う元気があるんだから働けば良いのです。散々昔の働きっぷりを自慢してきてるんです。その武勇伝と比べたら今の労働量なんて体力的にも大丈夫でしょ？今の人は全然働いてないんでしょ？できるかどうかじゃない、やるんだよ。みなさんの世代の合言葉みたいなものを胸にどうぞ乗り越えてください。無駄に病院通うよりよっぽど生産的だし。

　ということで、カットされた年金分を誰かのサービス残業分と相殺させる形で働いてもらえば、その年金は給料として結局自分のものになる、と。そしてサービス残業は減っていく、と。税金？当然かかるよ。当たり前でしょ。現役世代の苦しさ、どれだけ舐めてるんでしょうか。多くない給料から税金だ社会保険料だって取られるから現役のお父さん、お母さんは仕事と家事、両方やるんです。やらざるを得ないからだけど。所得を得たら税金取られるんです。みんな取られてるよ。それが嫌なら支持政党を見直して選挙に行きましょう。1票しかないんですから有効に使わなきゃダメよ。

　・・・はぁはぁ。ちょっと熱くなってしまった。ま、選挙についてはお年寄りは割と行ってるか。

さて、年金とか給料とかの話のついでなので。

　今は介護関係とかの給料について、忙しく、きついのに保険診療報酬の関係で売上を高くすることが出来ず、そのせいで経費である介護職の給料が上がらないという話を聞いたことがあります。

　これについて前から思っていたんですが、保険診療報酬と給料の関係を売上と経費、みたいに考えるから抑えちゃうので良くないのです。ここはまさに社会保障だとして国が先導して、保険診療報酬の件とは別のものとして、介護職については

職員に高額な（妥当な）給料を払った会社にその負担分の補助金を出す

ってスタイルにすると、会社も給料を払いやすくなるんじゃないのか、と思います。財源は、ってそれこそ社会保障でしょ、ロジックすり替えて好き勝手に消費税使ってるくらいなんだから、その知恵絞って何とかしてほしいものです。年金を充当したっていいかもしれません。年金もらって相続財産増やすよりも自分のしりぬぐいとして介護費用に充てる方がある意味理にかなっているかもしれませんし。

　ここで、ちょっと待て、って思う人が出てくると思います。何で他の職業に出さない補助金を介護にだけ出すんだ、と。はい、何でか分かりませんか？それが社会保障だからです、国策だからです。欲しけりゃあなたも介護職に就けばいい。高額な給料をもらえるよ。

　・・・って、これが政治だと僕は思うんですよね。公平とか平等とかって、波風が立たない状態の事ではないと思うんですよ。荒波の中でも船（物事）が前進していくバランスそのものの事だと思うのです。で、政治っていうのはそこでかじ取りをすることであり、政治家っていうのはそのかじ取りがうまい人だと僕は思います。

　波風の立たない平らな海の巡航みたいな政治運営だとしたら誰にだってできるから、そもそもとしてそこにはもはや政治は不要です。税金の有効な使い道を他に探すべきだし、無かったら国民に返すべきでしょう。荒れた海を行くから必要なのです。小さい波を探しては手柄をとるようなかじ取りなら必要ない。針の穴から堤は壊れる、なんて言いますが、今は大きい穴がぼこぼこ開いてるような状態です。そっちから手を付けるようなスケールの大きい政治家、頭角を現してほしい。

まとめ。

　まとめっていうか、最後に。今日の話は最近の防衛費と少子化対策の話のやっつけ感が何となく嫌だなぁ、と思ったのでそれに対する意見を、というのと、バスとか電車でお年寄りに嫌がらせをされる妊婦さんとか子育てママとかを何とかしてあげたいな、というのをミックスしてみました。防衛費の方が全く触れていないのですが、これ言い出すと猛毒になってしまうので自粛。でもヒント。数年前事件になった暴走老人、のように、自分勝手でかつ突破力がかなりのお年寄りはそういうわけで結構いるようなので、有事の際にはそういう勇ましい人から戦場（以下自粛）。年金の給付も終わっ・・・、ってこっちは軍恩が（やっぱり自粛）。

　そして若い、特に現役子育て世代あたりのみなさん、ちゃんと選挙行って、自分が納得できる政治家を選びましょう。何となくにしてると養分にされるぞ、マジで。下の世代はそれなりに学んでくる可能性があるぞ。みなさんの世代が生贄にされないよう、戦え。