はい、こんにちは。転職の話第2回です。
最近は新しい会社に少しずつ馴染んできたかな、と思います。よそ様がとっているアンケート等をいくつか見ても、半年もあれば半分以上の方が慣れを感じるのだとか。ということは、逆を言えば半年くらいは慣れないなー、って思いながら働くってことです。気にせず行こう。と言いながら僕は歯を食いしばってがんばってる感じです。でも前職で思いましたが、仕事って1年経たないとわからないよ、っていうのがほとんどで半年では早いですね。慣れる、というよりだれる、ではないか?と勘ぐってしまったり。前職は更に時間が必要でした。2年目には1年目の尻ぬぐいをして、本格的な効率化の追求は3年目から、って感じでした。はい、昔話はここまで。
何はともあれ、もし残念ながら新しい就職先を辞めるにしても1年以上雇用保険入ってないと失業保険が~っていうのもありますから、少なくとも1年は何とかがんばりたいところです。そんなにうまくいかないんですけど。ただし体は大事にしましょう。体に異常が出て来たらすぐ辞めること。負けは負けとして、次で再起を図ります。体の異常は次につながらなくなる恐れがあるので、気を付けてください。
では就職の話行きましょう。
面接はお見合いだ。
面接はお見合いだ、っていうのはよく聞く事ですが、僕もそれは強く感じました。面接「してくれる」人にも実に色々な人がいました。今日はその辺の思い出を中心に書きたいなと思います。
ところで最近はお見合いも珍しくなってきたんじゃないかと思います。ま、早い話が品定めでしょうか。この人、この会社、ってことになりますが、うまくやっていけそうかっていうのをお互いに確認しあうわけです。確かにお見合いと似ています。
だから聞きたいことがあるなら、っていうかあるでしょうから聞いてしまうのが良いかと思います。ボロを出すからダメっていう意見もあるでしょうけど、そもそもとしてあまり設定を作らない方が良いと思うので。設定作るとそのうちバレます。話したくない事も入社後に話す機会が来てしまいます。あまり大きな嘘はつかない、そして気になるところは正直に聞く、という正攻法で、後はご縁に任せる。
ただし、基本的に既に上下関係が発生していると思ってください。
これ、お見合いの場合も実はあるんじゃないかと思いますが、実際には力関係が働いています。ただし、悪く考える必要はありません。会社に入ればおそらく下からですから気にしなくていい、っていうか採用を前提とするならばここから仕事が始まっていると言っても良い。だからむしろ、これを就職面接のコツとしてお伝えしたい。『お忙しいところ私との面接のためにお時間を作っていただきありがとうございます』という、感謝の気持ちをもって面接に臨むことです。そういえば面接の練習をすると「何か質問はありますか」のところでこの感謝の気持ちを述べろ、なんて教わりますね。
テクニック半分なこの感謝ですが、この気持ちをもって面接に臨むことは本当に大切だし、多分伝わると思います。だからこそ、こちらも真剣になれる、と。その割には落ちまくったのですが。っていうか、それでも落ちまくるのです。40代にはとにかくきつかった。39歳で良いから戻りたいって何回か思いましたもんね。それくらい年のせいにしてた。それくらい年のせいにしてた。それくらい大事だから2回書きました。
とにかく上下関係ありきのお見合いなんだ、ということです。もちろんこちらが下。
下だからって何でもかんでも媚びへつらうことはないです。
さて、そろそろエンジンかかってきましたよ。そんなわけで上下関係ありきのお見合いでありますが、だからといってイエスマンに徹することはないと思います。っていうか、それで入社すると後々まずいので、だめなものはだめ、で行かなくてはなりません。
そんなだから落ちて当然なんですが、そんなだから運命的にゴールインするのです。そりゃ、多少の妥協は必要かと思いますが、何でもかんでもはだめ。ここは機械的に。で縁がなかったならそれは仕方ないで次に行くべきだと思いますよ、基本的に。
入社後にはおそらく新たな不満が生まれますから、入社前は希望だけ持っていてほしいものです。何度も転ぶけど、それでも信じて進め。そしてそれは就職後も続くのです。
ではそろそろ色々な人、行きますか。
中途相手に圧迫面接
面接する人の大抵は物腰おだやかな人なんですが、時々いました、圧迫面接。新卒じゃないんだからやる必要ないと思うんですけどね。舐められてたなー。
こっちだって新卒じゃないんでホームページはもちろん、もう少し調べて(いわゆる企業研究。でも僕は浅かったと思います)面接には臨んでるんです。吹っ掛けてくるほどの実力のある会社なのかはいくらかですが分かってますから、やりすぎちゃうとこっちも遊んじゃうぞ、っていう感じの面接もありました。
それにしてもひどかった人もいた。最初に「あなたを雇う気はないのですが、履歴書が良く書けていたものですから」って始まった面接もありました。その割に途中から応募書類読んでくれてないんだな、って展開になってきて、どうでもいい話をして終わった。時間の無駄でした。
「あなたもうちだけを受けてるんじゃないと思うけど、こちらも他に面接する人がいるんですよ」なんて失礼なことを言う社長もいました。この人は本当に失礼な人だったなぁ。面接中にスマホいじってるんですよ。面接データでも入力してたんでしょうか?さすがにこの会社はこちらから願い下げでした。こんな人の下では働きたくないもん。
あんなに盛り上がったのに・・・
逆に、大変盛り上がったのにだめだった面接もありました。これはへこんだ。しばらく引きずりました。業務内容の話も結構突っ込んだところまで話してくれて、こちらもやる気満々だったのに。ただ、個人的にはこのお祈りを機に活動が変わったところがありまして、今思えば通らなければならないポイントだったと割り切っております。脇道にそれますが、この考え方、大事だったと思います。というか、何にせよプラス思考で行く必要があるし、その方が良い。必ずゴールはある、って思ってないとやってられませんよ。
そういうわけで、盛り上がってもだめなときはだめ。逆はあるのかな?と思いきや、あると思います。ボロボロな面接だったのに採用ってこともあります。なぜか。会社の事情って、本当に日々変わるんです。
なぜか上手くいくこともあるから、とにかく応募です。
これ、ぶっちゃけちゃうと、求人広告を企業の広告宣伝として出している節のある会社がいくつかありました。実際採る気はほとんどない、余程の人材でない限り採らないという、余裕のある会社ですね。当然審査は厳しいです。
ですが、そういう会社にもたまに急を要する事態が起きることがあるらしく、そんな時に運よく当たると採用される、と。
また別のパターンは、圧迫系なのかな?採用予定者に逃げられてしまうパターン。大量に採用してるわけでもないのに逃げられるとは。ま、求職者だって並行して何社か受けたりしますから、会社にとって予定外なこともあるでしょう。そんな時に運よく、っていう。
そういうこともあるので、とにかく応募はすることです。
そうだ、会社の採用担当者にお願い。求職者の必死を汲んでやってください。
審査期間が長くなるのに致し方ない部分があるのは重々承知しているのですが、応募者への連絡は可能な限り早い方が良いですよ、合否に関わらず。噂はバンバン流れます。採用予定者に逃げられる理由の一つでもあるようです。求職者だけを必死にさせないことが、貴社の今後の採用を左右するかもしれません。
あと、これは口出すことではないかもなのですが、あまりマウンティングはしない方が良いと思います。会社の中では上下関係ありますが一歩会社の外に出ればみなさんも求職者も人間Aと人間Bです。会社以外の人の目にどう映るか考えてみてください。
そして更にみなさんが採用を見送った彼らはおそらく別の会社に就職しますが、その会社がみなさんの会社にとって上か下かは分かりません。・・・そういうことです。
つまるところ、立場が変わったとしても問題のない面接をしていただけるとありがたいです。求職者はそれほど必死です。後になって仕返しを~なんていうのは考えたくないのですがないわけではないと思いますのでやりたい放題をしすぎるのは御一考ください、というお願いでした。
そしてやっぱり多いのは
マニュアル的な質問をして、何となく?で決める感じの面接官。これ、会って話す必要ないんじゃないかな、って感じがありました。
少しテクニカルな話になりますが、この手の人の場合、質問に対してNG回答をして落とされるか、希望している回答をして先に進むか、みたいな面接、っていうより口頭によるテスト、な感じです。
だとするならば対策がとれるかと思います。NG回答を防ぐためには練習とか虎の巻とかでしょうし、希望している回答をするためには企業の展望を探ってみるとか。
何でそれ聞くの?っていう不意を突くような質問はこの手の人からはほぼ出ません。そこで他の応募者と競争が起きたら・・・うーん、とりあえず面接は明るく爽やかにそして丁寧に、できる限りやりましょう。あと感謝ね。多分みんな的を射た回答はできないでしょうから。
この手の面接官は、面接をするのが仕事なので、求職者に対して特に感想はないと思います。ハウツー本などではこの人に「これは」と思わせようというのがありますが、実際には難しそうだし、僕もないと思います。このタイプはテスト突破な感じで面接をクリア、です。思いをぶつけあう面接は多分その次以降の面接ではないかと思いますので、もしこの手の試験官タイプの人が出てきたなら淡々とこなしましょう。最後に感謝の言葉、ね。
逆に熱く語るタイプが出て来たら
この人が決定権に関わる人物である可能性があるのではないか、と僕は思います。大いに語り合ってください。この場合はこの面接を突破したらゴールが近いと思います。
盛り上がりのきっかけは何でもいい。世間話かもしれないし、前職で得たスキルの話かもしれないし、その会社の仕事のことかもしれないし、何でもいいからどんどん聞くことです。前のめりに質問出来たら最高。目を見開いてうなずけたら最高。そういう、積極的にぶつかり合う面接になって、面接官にようやく何かが届く。そこに「この会社で頑張ってみたいんだ」って思いを乗せられたらきっとこちら側では満点です。
で、あとは本当にこれに尽きますがご縁があるかどうか。これはやっぱり縁なんで、満点な面接だとしてもだめなときはだめ。そして、これに改善を図るかどうかっていうのも求職者としては考えものです。受からなかったからだめ、とは言い切れないんです。今回は縁がなかっただけで、その面接が刺さる会社が絶対あるはずなんです。満点な面接が出来たと思ったら、そのスタンスで行くのが良いんじゃないかな、と僕は思います。
語る面接官が出て来たらこれが天王山ですから頑張ってみましょう。
今回の最後に。
面接では目を見て話せ、なんて、真剣に話すときは自然にそうなるから僕は特に気にしてませんでしたが、気になる人はハローワークで練習してくれます。やってみるといいかも。Youtubeとかでも色々な人が面接について情報を出してますが、僕は結局『お見合い』に尽きると思っています。
嘘をつくのは後々まずいからやめた方が良いけど多少話を盛るくらいなら許してもらえると思います。ネガティブなことをポジティブに言い換えて自分を売り込んで。そして「みなさんと一緒に働きたい」ことを伝えてください。
話すタイプの面接官と全力面接が出来たら後はご縁です。あるかないか、それだけですから基本は正直にバンバン受けまくってくださいね。
あ、個人的な警告。3社並行あたりから何かと難しくなってきた記憶がありますから、バンバンとは言いつつも並行して応募するのは2社がベストかと思います。4社並行は本当にお勧めしない。ここが受かっててこっちが連絡待ちだったら、とかのスケジュール管理は並行とは言いつつも希望順位との調整が難しかった。縁を感じたのはこの4社並行の時でしたが、もうやりたくないです。
ではまた。
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