EWA A106PRO:小さい。で肝心な音質は?

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 こんにちは。ひさびさオーディオです。こちら。ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。EWAというところのA106PRO。PROの部分は書いてあったりなかったりするようですが、要するにA106のマイナーチェンジといったところでしょう。では、早速行きましょう。

まずはここでしょ?買いなの、見送りなの?

 2,000円くらいなんですよ、切るかな?この価格帯ってA106のタイプのスピーカー1発のものと、いわゆるbluetoothスピーカー(バータイプの)2発のものとが競合するので言葉選びを少し気を付けつつ。

 荷物を少しでも小さくしたい人、例えるなら小さければ音質には目をつぶろう、って人ならばこれは迷わず買いだと思います。ペットボトル1本分のスペースをスピーカーに用意したくない人。多分、2,000円でこれなら良かったと思える。小さい2,000円でここまでやるのね、って。ただし、結構重いです。

 反対にペットボトル1本分のスペースを用意できる人なら、僕はいわゆるの方を勧めたいです。その中でも小さいサウンドプラスは特に。もう売ってないですけどね。昔の記事に書いてますので気になる方はご覧いただければ幸いです。何が決め手かと言えばやっぱりステレオ。1発か2発かは何よりここでしょう。でもこの頃は安い価格帯には2発のモノラルもあるらしいですね。要注意です。モノラルで構わない人ならA106で良いかもしれない。その分小さくなるし。

 注意点があります。曲の切れ間なのかな?そんな感じに聞こえる、音が小さくなる部分なのかな?まれに音が途切れることがあります。

気になる人向け。おすすめポイントです。

 とにかく小さいこと。重さは意外とあるので遠心力がかかるシチュエーションには向いていないと思いますが、持ち運ぶという意味では小さいことは良いことです。僕がよくやる、旅行先で寝るときに音楽をかけたい、みたいな、ここに置いて使う、というのが決まっているならチャンスですね。その上での大きさ問題でしょうから。あ、置いて聴いてくださいね。どっしり固いものの上に置くのが良いです。パッシブラジエーターが下向いているせいか、置く場所で音が変わります。

 音質については、中音が強い感じだと思います。パッシブラジエーターがあるから重低音が、とはいうものの、期待できる重低音はないと思っていいです。多少は感じるよ、くらい。2,000円の小さいスピーカーですから。まず出ないと思っていれば、それよりはまし程度には出てくれます。

 気にするなら高音の方ですね。僕の勝手な思い込みですが、重低音はある程度金額によってしまうんですが、高音に関しては重低音ほど金額差がないように思います。頑張ると何とかなるみたいな。

 このA106は高音はそういう意味では残念。追求できたかもしれないのに。追いきれない重低音よりは高音を頑張ってほしかったな。高音は中音の後ろにいる感じです。バンド演奏に例えるとボーカルが1番前にいてその後ろにギターとキーボードがいて、その後ろにベースとドラムがいる、っていう、縦に並んだ構成な感じです。普通は横に並んでますからね、こういうのを聴くのには向いていないかも。

 逆に良いのは中音。人の声とか、ピアノソロとかギターソロとか。つまり、朗読とかイージーリスニングにはかなり向いていると言えます。筐体の大きさ考えるとステレオいらないかも、ってくらいこれで事足りそうです。バンドもボーカルを中心に聴きたいなら、ありですね。高音と低音がだめだから中音、ってニュアンスではなく、純粋に中音が良いと思います。これ重要ね。映画とかいわゆるテレビとかのセリフがあるものだととても良いです。

 あ、そうだ、サラウンドというのでしょうか?立体感。意外にも感じます。先にあるようにバンドの場合は少し残念ではありますが、そういうわけで平面的ではありません。だからか、ピアノソロだギターソロだ朗読だ、というような音数が少ないものの場合は良いんだわ。

 ん?この記事、音鳴らしながら書いてるんですが、高音だけの演奏なら鳴ってるような?ということはこの謎のサラウンドが悪さしてるのか?

別の例えをしましょう

 話を戻して、音質について別の例え方をすると、うーん、比較対象がサウンドプラスになってしまうので、持ってる人はそれで、持ってない人は2,000円クラスで一番良いbluetoothスピーカーを想像してください。3,000円クラスでもやりあえるか?で、それの1発分のレベルの音だと思ってくれれば良いですね。どこが得意とかについては書いてきた感じの特徴となります。中音がなかなかどうして良いよ、って。

 そう、気づきました?そうなんです。2,000円クラスの2発構成のスピーカーの1発分なのに値段が半分ではない。あ、もしかしてこれじゃないですか、みなさんを困らせているのは。ま、厳密にいうとサウンドプラスは2,000円クラスより少し上なんです。そしてA106は時々タイムセールで300円くらい安く売ります。それを考えるとまあ、半分と言えなくもないか、ということにはなります。この点についてはここのブログの記事信じてくれていいと思います。だからほんと、1発の値段はクリアとして、大きさで決めていいと思います。

 おお、そうか。2,000円クラスのbluetoothスピーカーよりはいい音だと思う、ってことになりますね、サウンドプラスが基準なんだから。うん、いいこと言った、僕。

まとめ。どこで使うかによりますが、ありです。

 小さく使いたいならA106はおすすめ。値段考えると後悔しないと思います。ただし、比較検討してる2,000円クラスのステレオのがあるなら、そして大きさが気にならないなら、そちらの方がステレオである分おすすめかも。ジャスト2,000円なら、音質はA106の方が良いかもしれませんが。

 旅行で、と考えると、悩ましいなー。こだわり、あるでしょうからね。でも旅行だからこそ小さいことは良いことだ、でこちら試してみては?と思います。あ、大事なことかもしれないこと忘れてた。SDカードスロットありません。Bluetooth環境がないと音が出ません。これ、注意ね。スマホがあれば特に問題にはならないと思いますが一応。

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