骨伝導イヤホン : もうちょっと伸びしろありますね。

オーディオ・ビジュアル
スポンサーリンク

 こんにちは。本当に久しぶりのオーディオ系の記事になります。しばらく買ってないもんね。ケーブルばっかり。実は結構忙しいのです。やることが多いというか、やらざるを得ないことが多いというか。ま、そんなことはさておき行ってみましょう。今日のはこちらです。

気にはなっていたジャンル。

 今でこそ当たり前になったカナル型イヤホンですが、僕はあれ、ソニーから発売されたのからずーっと使っています。っていうか、あれも待っていた製品だったんです。当時のイヤホンってどうにも硬くて、しかもそのせいでしょっちゅう耳から外れてしまうっていう欠点があったんですよ。それをずばんと解消してくれたのがカナル型。柔らかいイヤーピースのおかげで耳から外れることはなく、しかも重低音がビシバシ聴くという、低音大好き中高生にはたまらない仕様です、おなじみですが。でも当時はこれ、受けなかった。ストッパーが無くなったせいか引っ張られる感じがあったんです。で、僕は間もなくネックストラップ型に変わるんですが、もうこれで完成ですね。現在も無線になってしまったもののスタイル自体はこの時点で完成していたのでした。

 それからしばらく時は流れ、この骨伝導型が登場します。きっかけはおそらく携帯電話ではないかと思われます。何かのモデルで骨伝導スピーカーって派手に宣伝していたんですよ。その頃から気になっていました。これ、イヤホンにも来るかも、って。でも当時はカナル型最強って思ってたからふーん、くらいでしたが。

で、この度購入に至ったわけですが。

 理由はやっぱり値段。数年前にカナル型イヤホンを聴き比べということでいくつか買ったことがあり(記事にも書いたよ)、その時の印象だと2,000円くらいの商品ならそこそこ使えるなぁ、と。当時と今の為替を全く無視した金額の根拠。我ながら、馬鹿だなぁ。しかも今回のは更に、奥さん更にですよ、1,000円くらいの値引きが入ってお値段はい、こちら!1,200円くらい。・・・財布が開いた。

 スペック的には特に可もなく不可もなくといったところ。10時間再生ならまあまあでしょ。それよりは「耳をふさがずに聞けるので安全」が果たしてどんなもんか、こちらの方が気になりました。

音は残念と言わざるを得ません。

 まだ伸びしろがあるな。つけるポイントがずれているのか、音は良くありません。カナル型とは比べ物にならずスカスカ。あと、音が小さい。これ、初心者の感想なんですけど、結局カナル型以前のオープンエア型のイヤホンをネックストラップに合体させて装着感を良くしただけ、みたいな感じなんです。もっとこう、頭の中にビビビビーッて響くのかな、と思っていたので肩透かしを食らった感じでした。

 対策、というわけではありませんが、一部の意見で耳をふさぐと低音が良く聞こえるようになるというのがあったので試したんですが、ボワーッとした音。大きくなったけど良くはない。っていうか、耳塞いでは元も子もありません。

 音が小さいのもなんとも。おそらくは音漏れ防止のためと思われますがこれも改良の余地があります。大きな音が耳に良くないのは知ってますが、それもまた耳への負担を減らす骨伝導のうたい文句だったはずです。

 いつものことですがオーディオはある程度値段に比例しますので、今回のキャンペーン価格が本来の価格だとして、それなら仕方ない、と諦めるべきでしょう。

周りの音を遮らないという点について

 気にしている人もいるかもしれませんのでここについても言及しておきます。確かに周りの音も聞こえます。でも、音が聞こえるという表現が全く正しいと思います。これが話だったとしたらおそらく内容は入ってきません。音楽か話か、どちらかしか聞けないと思っていいです。結局人間は2つの事を同時にはできないのです。マルチタスクが苦手な僕は当然できません。

 これについては個人差があるでしょうね。出来る人には出来るのかもしれません。ま、みなさんしだいです、ってことで。

まとめ。あと一歩か二歩の技術革新が欲しい。

 今買いかと聞かれればノーですね。もう少し様子を見てからの方が良いと思います。

 ただし、外でイヤホンを使う頻度が極めて高く、かつ満員電車のような音漏れを気にする場面はなく、つまり例えばジョギングに、って人には割と向いています。危険回避くらいはできると思います。

 そして、メーカーさんへ。どこを技術革新したらいいのか。ユニットのさらなる小型化が結局手っ取り早くなるのではないかと思います。点を目指す。なのでユニットの表面はRがついていくことになっていくのではないかと思われます。球形とまでは行かないまでもどこまで密着させるか、皮下脂肪を通り越して骨に届かせるにはどうしたら良いか、が課題になるかとおもいます。

 もしかしたら脳波測定のイメージでパッドを貼っている、こめかみの上あたりがベストなポジションかもしれません。そんな感じで『イヤ』ホンであることをやめてみたら案外うまくいくかもしれませんよ、と初心者が申しております。

 ・・・とそんな感じでではまた。

コメント

スポンサーリンク
テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました