読書感想文 何歳からでも結果が出る 本当の勉強法 : おっしゃることは分かりますが、勉強が辛い。

読書感想文
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 はいこんにちは。こんにちは。今回は勉強の本です。とはいっても参考書の類ではありません。参考書、で言うならば、参考書の上手な読み方みたいな感じかな?勉強の仕方を勉強する、という、言葉にすると回りくどい話です。でも、特に試験勉強には役立つんじゃないかなー、というのが読んでみての感想ですので、その辺で悩んでる人は一読してみるといいかも。ただし、ただしですよ。注意点があります。それでは行きましょう。

勉強は辛いもの。きれいごと言ってもそういうものだと思います。

 何だかんだ言ったって勉強は自分に負荷をかける作業だと僕は思います。好きなことについて調べるのは苦にならないものですが、それは脳内麻薬が出てて~みたいな感じで「いやだなー」と思わないだけで負荷自体はやっぱりかかってるんじゃないかなー。だから、のってるところなのに休憩を入れるなんてもったいない、なんて場面もあるとは思いますが、休みは大事ですよ。頑張りすぎるとそのうち心が燃え尽きますから、本当に。

 反対に勉強が苦手な人。それが普通というかほとんどの意見だと思います。必要があるからやるわけですが、負荷をきちんと感じられ、そういう意味では正常ですから安心して。でも嫌なものだったり気分が乗らなかったりで困ります。結果を出さなくてはいけないのに。分かっちゃいるけど身につかない。

 そんなあなたに究極の勉強法を、というのが本作。確かに色々載ってます。

 かなりのボリュームなので何かしら得るものはあると思います。ただし、悪い意味でもかなりのボリューム。これがまた、作者さんが真面目な人だからなんでしょうけどすごいよ。良く書きましたって拍手してあげたいくらいです。

全部読もうとしちゃいけません。

 僕は一応これを書くためもあり全部読んでみたんですが、かなりのボリュームだし、多分この作者さんかなり真面目で、しかも真面目、そして真面目な方なんだと思います。本の中の各項目について毎度毎度実験データを踏まえた解説を入れてくれるんです。「証拠を出せ!」なんて言う人へ先回りしたんでしょうけど、ここまで頑張らなくてもよかったんじゃないかな、と思います。

 ご自身の正当性を証明したかったのかもしれません。うん、きっとそうだな。安心してください、伝わってますよ。

 とにかく、勉強の効率を上げたい人へ。本文にも出てきますが、隅から隅まで読むような読み方をしてはいけません。これ、大事よ。僕が思うベストなこの本の読み方は、目次をまず1周読む。そして、各論のまとめ、というか、要点を読む。これだいたい最初と最後ですから。以上。途中はいりません。実験結果とその解説なんですが、正直みなさんにはどうでもいい。捨てて良い。

各論については知っていたり新ネタだったり。

 とりあえず1周読みましょう。知ってることも、そうかなーと思ってたことも、反対に全く新しいことも多分書いてあります。作者さんに脱帽です。よくぞここまで考えたもんだ。正直僕には全部は実行できません。でも良いんだ。おいしいところからいただいて、だんだんディープな方に進んでいけば良いんですから、こういうの。

 真面目だけどもったいない人って、こういうのを最初から順番に実行するらしいです。ま、よそで、最終的にはそういう人の方が高みにたどり着くらしいって聞きましたが、試験の合格ラインを超えればいいって場合は効率を重視した方が良いと思います。僕もやってみよう。

 勉強はやらなくては意味がありません。特に今回の本は勉強の仕方の本なので、教養やそんな感じの知識はないです。ノウハウとかのジャンルですからね。

実行できるもの、できないものがあります。

 やっぱり読んでると出てきます。でもそれはご自身の環境に合わせて、できないなら他をやればいい。それでもまだまだできるものがありますから。とにかくボリューミー。

 こんなのいちいち実行できるならそりゃ頭も良くなるでしょう、っていうか、頭がいい人しかすべてを実行できないと思います。だからできなくてもめげないで。っていうか、めげないで。多分できないから。全部はできないから。1つか2つできればいいから。まずはそこから始めましょう。

 これは読み物じゃないの。メモです、メモ。大事なところだけ見ればいいメモ。そう思ってください。あ、そういえば昔、辞書を『読む』ってド変態がいたな。あの人は今、どうなっているんだろう。法律でも作ってるのかな?辞書を読むって、ねぇ。そういう人以外は読み切るべきじゃないと断言できます。実験結果なんかどうでもいいし、若干理想論混じってるし。できないからってめげるな。これを強く言いたい。めげるくらいならこの本を忘れてもいい。でも多分1つくらいは身につくから。そこから自信をつけてください、っていうのが実際かな。

まとめ。とにかく捨てろ。求めるのは結果です。

 大事なところ以外捨てて良いです。じゃ、大事なところってどこ?まず目次。次は各項目の最初化最後。これに絞ればかなり効率的に読むことが出来るはずです。そして、何より、目的はこの本じゃなく、その先にある勉強、試験結果ですから。職人以外はこの方法で最速最大効率で勉強を進めてみましょう。って言っても、個人差あるし個性あるから。合わない人には合わないから、合わなくても落ち込まないで。がんばればいつかどこかに結果はにじむ。・・・と僕が応援してます。

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