はい、こんにちは。すっかり春らしくなってきましたね。っていうか、夏が見えてきてます。今日は以前ご紹介したことのある『クワイエット・プレイス』の続編のご紹介です。早速いきましょう。
前作は割と批判的でしたが。
前作は音に関する設定がどうかな~、的な話を書いていましたが、だいぶ改善された気がしました。
というか、制作側も視聴者側(僕ね)も世界観に慣れてきたせいか、細かいことがどうでも良くなってました。多分エイリアンも慣れてきたんでしょうね。前ほど敏感に反応しなくなった気がしました。とはいえ、相変わらず体をこわばらせ、息をひそめての鑑賞となったのですが。
きっかけが描かれた。
この話、前作では確かもうエイリアンによる攻撃はかなり進んでいて、ってところから始まっていたと思ったのですが、今作ではきっかけが描かれていました。隕石だか墜落した宇宙船だか、そういう大きな火の玉とともにやってきたんですね。それが落ち切ってないうちに攻撃しだしていておや?と思いますが、劇中で火に対する耐性が結構高いような描写があるあたり、実は生身で大気圏突入が可能なのかもしれません。ガンダムか。
でも実際、宇宙のどこかにはそういう生命体、いるかもしれませんね。敵対しないことを祈ります。
新たな弱点が出てきた。
そんな火にめっぽう強いエイリアンですが泳げないそうです。悪魔の実の能力者か。日に強くて水に弱いってそんな、じゃんけんみたいな仕組みなのか。とにかく泳げないそうです。劇中では漂流する船に乗ってきてしまうのがいたのですが、そういうのがいない限り、ある程度の暮らしの成り立つ島に暮らせばやり過ごせそうですね。
赤ちゃんは生き残れたのか。
前作で無茶な出産をしてくれて生まれてきた赤ちゃん。赤ちゃんはやっぱりかわいいな。前作では酸素ボンベを使って防音室(かご)に閉じ込めて・・・とPTAや児童相談所をハラハラさせる展開でしたが、今作ではこれも慣れてしまって酸素切れの心配だけとなりました。
ネタバレですが、生き残ってますよ。もうまったくかわいいこと。
そしていよいよ人類が逆襲を始める可能性にたどり着く。
前作で分かった、ある周波数に弱い、というのが、家族以外の人に伝わります。そして、最終的にどの程度損傷したのかは分かりませんが、放送施設に伝えることもできた。責任者がエイリアンに襲われ、結局どうなったのかこれまた分かりませんが、おそらく今後、エイリアンの弱点についてはラジオによりどんどん広まっていくでしょう。
情報を拾ってくれる相手がどれくらいいて、どれくらいの戦力を持っているかによりますが続編があるなら人類は狩られる側から狩る側になるかもしれません。親玉は防音対策をとっていて・・・とかってなるのかな?そういえばエイリアンたちって組織的なものなんでしょうか?
強くなった子供たち。
今作では前作とは打って変わってお姉ちゃんが大活躍です。ストーリーも半分はお姉ちゃんを軸に進んでいるといえる、お姉ちゃんの大出世作となりました。実行力が高まり、戦果も上げ、重要な情報の共有もお姉ちゃんありきでできるようになったのです。良かった。
弟くんはほぼほぼ残念で進みますが、ラストではエイリアンを1体仕留めるという戦果をあげます。ま、お母さんを負傷させてという、制作側のお膳立てを感じる演出なのでこちらに関してはあまり良くない。
それでもつまるところ今作では子供たちがたくましくなったということを言いたかったんだと思いますので、続編があればそれなりの活躍をしてくれるのではないかと思われます。すると今度はお母さんが危なくなっていく気がして・・・みんな生き残ってね。
まとめ。
前作を見ていなくてもおおよそで補完しながら観られるとはおもいますが、前作から観ることをお勧めします。でも前作を引っ張りすぎると気になってしまうところもあるでしょうから、少し記憶がぼんやりしてきたあたりで本作を観るのが良いかもしれません。そういう意味では僕は良い鑑賞が出来たのではないかと思われます。
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