読書以外感想文 SING : それぞれが夢に挑むこと

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 こんにちは。今日はこちらのお話を。なんかタイトルがかっこいいですね。

 とりあえず今日のネタ行ってみましょう。

歌、という共通テーマに向けてぶつかっていく様々な人。

 人ではない、とかどうでも良いです。色々な境遇のみなさんが『歌』に向かっていく話。誰かひとりにスポットを当てた作品もありですが、本作のように複数にスポットを当てることで中だるみすることなく話が進んでいくのが良かったです。

DIY主婦、おそるべし。

 この点については若干グータ?斉藤さんのブタが弱い、というかスムーズに進んでいってしまっていますがまぁ大きな問題ではありません。コンビを組むロジータのスパイスになっていれば良いのですから。

 それにしてもこのロジータ、DIYっぷりがすさまじい。もうそっちでやっていった方が良いんじゃないの?ってくらい器用に家事をシステム化してしまいます。ネタバレですが、2までみるとやっぱり歌の方で良かったのかな?ってくらい活躍はするんですが、一晩であれだけのオートメーション化に成功するあたり、その才能にはただならぬものを感じます。

 他のメンバーと比べると一番苦労してそうな彼女はみんな応援しちゃうよね、って思います。

音楽と言えば「ろくなもんじゃねえ」。

 リアルではそんな歌を歌っている男もいます。音楽、ことに軽音楽についてはどうも世間的に不良というかチャラいというか、そういうイメージがありがちですが、ジョニー。ギャングの息子という設定です。でも実際の音楽業界でもそっち系の話はちらほら聞きますし、健気に一人で頑張る彼はギャング設定の中では珍しい方かもしれません。でも結構聞くよね、本当。芸能人の入り口の頃とか下積み時代の話とか、サラリーマン社会とはかけ離れているのを感じます。それでもやめない。夢の力ってやっぱりすごい。

 彼にとってラッキーだったのはトカゲのおばあちゃんがレッスンに付き合ってくれたところですね。支えにもなってくれたし、独りぼっちではないっていうのがわかるだけでもありがたいものです。仲間の大切さが分かる話です。

無難な成り上がり物語。

 アッシュ。長澤まさみちゃんが良い感じではまってると思いました。こちらは2になるとあのB’zの、B’zの、B’zの稲葉さんとデュエットするんですがうらやましい!U2の曲をカバーするんですが、いいなぁ。

 アッシュの話は青春ものって感じで本作に関しては特筆すべきところはありません。個人的には最初の歌の「♪話しかけんなよまじうぜー」が好きです。ロック。彼とのことについては、まぁ、あれだ、ありがちな話だ。良くある話だから長くは傷つかないと思うよ、って感じです。はい。

どうにもこうにもベタなミーナ。

 最後の最後に圧巻のパフォーマンスを見せつつもストーリーとしては平凡です。ただただMISIAさんの歌声を楽しめれば、という感じです。ところで恥ずかしがり屋のボーカリストって、けっこういるらしいですね。MISIAさんはどうなんでしょうか。TVで見たときに話す声はかわいい系なんだな、と思った記憶がありますが、実際は分かりません。それが芸能界って思ってます。

夢をかなえたところからスタートしたコアラ。

 他の人たちと違ってコアラ、バスタームーンは劇場を構えるという夢を叶えた、というか、叶えてもらったところからスタートです。あ、そうか。だからやっぱりムーンさんも夢に挑んではいたんだ。イベントを成功させるというのも結構大変だ。でも冷静に鑑賞するとこの人かなりまずい事してます。ジョニーのお父さんの次くらいに悪い事、かも。いや、いた。そうだよ。殺しはやってませんからね。熊よりはましだし、マイクとどっこいどっこいといったところでしょうか。

 挫折から立ち上がるのって大変ですよね。彼の場合は割と早く復帰できましたが、なかなか復帰できない人もいる。復帰した後でもがき苦しむ人もいる。でもそんなみなさん、僕もそうですから一緒にあがきましょう。いつか乗り越える日が来るはずで、その後は絶対強くなります。

マイクはどうなった?

 はい、この記事を読んでくれたみなさんの一番の関心はこれでしょ?強欲なストリートミュージシャン、マイクは最終的にどうなったのか。

 僕はクマに喰われたと思います。根拠は歌。彼は『マイウェイ』という歌を歌うんですが、これ、死にゆく人の思いを歌っているんだそうでです。何か感じるところがあったのか、この歌を歌っています。よくできた話でしょ。というわけで喰われたんじゃないか、と。

 でも彼は人間的にはクズと言われてもしょうがない人でしたね。その辺も勧善懲悪みたいなものとして根拠に加えておきましょう。裏の社会の一端を見た感じです。ジョニーのお父さんは穏やかなギャングだったんでしょうか。

まとめ。

 テンポよく話は進むし伝説の女優まで含めて吹き替えキャストはとても豪華。あっという間に終わってしまいます。しかも2がまた面白い。ここまで来てですが観ていない人にはおすすめです。で、一つ付け加えるなら、「そこに愛はあるんか?」ってどこかのシーンで行ってほしかったな。当時はまだあのCM始まってなかったか?

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