こんにちは。すっかり寒い。カマキリが卵を産みつける高さで冬の寒さが分かるって話聞いたことありますか?高いほど寒いんだとか。この前結構な高さで産み付けられた卵を見つけました。という事は、っていうか、すでに寒い。
さて今日はこちら。このシリーズもいよいよ終わりかな?と思わせるものとなっております。夢らしい夢が無いんですが、といういかにも現代人って感じの方向けのテーマです。『夢ない芳一』は不謹慎ですがうまいこと言ったもんだと思いました。では行きましょう。
夢なし芳一
人によっては不快になるかもしれませんね。もとになっているのはもちろん『耳なし芳一』。この人は目が見えないため琵琶を弾いて今でいう流しみたいな?今では流しもないか?路上ライブ中心の地下アイドル的なミュージシャン。お話をはしょりますが、この上幽霊に取りつかれ、耳をちぎられ、と散々な目に合う人です。それでも生きていく。すごいことです。
現代ではルッキズムだなんだと言ってはいますが、結局見た目は大事にされファッションや整形、美容関係は大盛り上がりですね。最近では小学生も化粧をするんだとか。男性も就職面接で化粧をするんだとか。平等もへったくれもありません。隙あらば、ってギスギスしてますね。
そんな世の中で夢を持てなんて、確かに酷です。
ガネーシャを信じる者
っていえるのかな?これまた現代人っぽいんですが、素直に受け入れます。それがまたガネーシャに気に入られるっていう、今までにない展開なんですが。
そんなの聞いてても面白くないか。みなさんはどうでしょうか?シリーズ中1冊くらい読みましたか?そう簡単に受け入れられないし、他にやることあるし、まだかな?でもそのうち読んでみてね。このブログがきっかけで・・・なんてなったらありがたいなぁ。コメントはいりませんから、読んでみてください。面白いですよ、とても。
・・・っていうのが普通だと思うんです。『普通』って何?っていうのもどこかに出てきてましたが、この反応が今の僕が考える普通なんです。つまり、そうそう受け入れられない、と。でもこの主人公は受け入れるんですね。素直で良い子じゃ。読んでみて、と言われたら読むんです。ないな、ない。僕とは根本的に違うんだな。十人十色とはうまくいったものだ。
そういえば
夢なし芳一の元ネタ『耳なし芳一』ですが、その後は何不自由なく暮らしましたとさ、で終わる話なんだそうで。すごいでしょ。幽霊に取りつかれて全身にお経書いてそれこそ映画になりそうな除霊やって、失敗して耳ちぎられて、・・・その後何不自由なく暮らしましたとさ、ですよ。
幽霊に目を付けられるほどの腕前だったんでま、今でいう興行収入ですね。大成功。でもなんかしっくりこないよね。凄腕ライブミュージシャンのリアル心霊ライブ。
耳の方もお医者さんの処置を受けて回復したそうです。聴力は大丈夫だったって事かな?耳持ってかれちゃったわけだし。良かったですね、これは。目も耳も不自由ではなかなかハンデが大きい。
とにかくぱっと見可哀想だけど実際のところそうでもない、みたいな、もやもやした話なんです。
ガネーシャが立ち向かう。
本作の見どころの一つでしょう。今まで散々余裕を見せつけていたガネーシャですが、っていうか、ガネーシャですら立ち向かう。そういうもんだー!みたいな。
ここでいわゆるインドの神話に少し触れることが出来てなるほどなーと勉強になります。
この本の偉いところですね。ときどきためになるエピソードが入っています。松下幸之助さんと本田宗一郎さんが多いなあとは思いますが。
神様とされる存在だってそれなりに苦労してるんだっていうのを感じながら読めればいいのかな、と思います。
結局のところ今回のテーマは
夢の見つけ方、っていうか、夢なし芳一の抜け出し方ってことになるんでしょうね。そのままでもいい、っていうか、現代はそういう方が生きやすいのかもしれないんですけど、それに疑問や違和感を感じてしまった人がこの本を手に取って、自分を変えていこう、みたいな感じ。シリーズ通してそんな感じですよ、っていうかスタートはそうだったはずです。夢のかなえ方。あれ?『夢』はシリーズ全部に関わっているぞ。なんてわざとらしいことを言ってみたり。
さすがに
もう、次はないだろう、って思うんですけどね。終活やったあたりで色々なビジネスに特化させたらまだまだ続けられるかもしれない、って少し不安になりました。そろそろ終わろう。読み物として楽しめるうちに終わっておこう。
今回はそんな終わりを思わせる本でした。まとめって言ったらいいのかな?とにかくひと段落を感じたってことです。ではまた。
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