Creative Pebbleで考えるイコライザー。

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 はい、こんにちは。Go To トラベルがいろいろ騒がれてますが、旅行したいですか?僕は、旅行したい。でもそれで病気もらったらその後の仕事が面倒なことになりそうで、そもそもお金もないしね。半ば強制的に我慢です。

 いつか書きましたが、外に出ない生活っていうのもそれはそれでお金が出ていくんですよね。困ったものだ。では行きましょう。

Creative Pebble(以下『ぺブル』)はますます人気になっているようです。

 以前の記事でこれについて書いたことがありますが、その後アマゾンレビューなんて10倍くらいに増えててびっくり。今日はシリーズも増えていてその盛り上がり方がすごいなーと思ったのと、その後の僕の使い方の紹介。

基本的には「値段の割には」良い音でした。

 以前の記事ではこんな感じで書いてます。結局10,000円だせるんだったらそっちで検討したほうがいいと思いますが、2,000円でスピーカーならこれもいいでしょう、って。ちなみにその頃僕のおすすめはwillnornというところの製品でした。あれは本当にいいですよ。

 さて、ぺブル。その後色々使ってるうちにイコライザーにたどり着き、ちょちょっといじったらかなり満足な音に近づいたよ、っていうのが今日のメインですがついでに初心者のドンシャリの作り方を僕の場合ってことで紹介したいと思います。

最初にイコライザーの話。

 本当にさらっとね。低い音から高い音まで強めたり弱めたりできる機能です。

僕はドンシャリが好き。

 ドンシャリというのは低音がドンドコドンドコ鳴って、で高い音もシャンシャン鳴ってっていう感じ。中音というか、ボーカルなんかはその分控えめになるんですが、僕はそこも少し目立たせたい、企業秘密な調整をしています。

 それはまだ内緒ですが、今日はその手前、ドンシャリについてこのスピーカーを使って書いておこうと思います。

イコライザーって知っておくと良い前提があるんですよ。

 これを踏まえるとぺブルは結構化けます。10,000円クラスには及ばないもののいい線行くんじゃないかと思います。5,000円クラスとなら十分やりあえるんじゃないかと思います。やりあえる、っていうのは、こう、聴き比べしたらぺブルを選んでもらえそうってことです。見た目はかっこいいからね。で、こんなにいい音?みたいな。

 さて、前提ですが、はっきり言ってみなさん、低音に困ってると思いますが、それって何ヘルツ帯をいじればいいかが分かってないからではないでしょうか。

 イコライザーは結構低い帯域から高い帯域まで設定できますが、全部、特に低音は音が出せる出せないもあって、一番低い帯域をいじればいいってもんではないのです。

『(重)低音』って思っている音が多分思っているより高いんです。

 これよ、これ。曲中に確かにあるにはあるんです、低い音。でもそれはいいスピーカーじゃないと出ないし、そういうわけで初心者のみなさんはそれを聴いたことはないのではないかと思います。暮らしの中でなら聴く、というか感じる?そういう音が重低音。20ヘルツとかはそういう音です。いかついエンジンとか地鳴りとか。

 2,000円やそこらの値段のスピーカーではホントの重低音は出ないと思っていいです、初心者は。ライブとかの爆音が鳴る場所なら、あるいは聴くかもしれませんがそういうスピーカーをそういう音量で鳴らすアパート暮らしとかちょっと考えられませんから。

 では重低音って何ヘルツなのか。はい、答えです。ぺブルでいわゆる重低音を出したいと思ったら、そういう低い帯域ではなく100~150ヘルツあたりを強調するのがコツ。アパート暮らしの例えだと隣の部屋からクレームが出ない音量で聴くなら50ヘルツあたりはもはや音が出てませんから、何ならこのあたりはバッサリカットしても良いくらいです。

 100~150ヘルツあたりを強調すると多分満足しますよ。

で、ついでだ。

 今度はシャリの部分。シャリは自信ないな。もうそれほど若くもないのでモスキート音なんかは聞こえないでしょうし(今度試してみます)、でもそんな僕のシャリは8k~10kヘルツあたりを強調しておくと良いと思います。それより高い域はやっぱり切っちゃっても、と思いますが、実際のところ低音と違って高音は聴こえるんだわ。なのでこっちについてはお好みで。

ということは。

 その間が中音域か?ってことになりますが、それは数学的な発想で、実際感覚的には中音域って500~2kヘルツあたりだと思うと調節しやすいと思います。

では、初心者向けのドンシャリイコライザーの極意?を。

 低音の100~150ヘルツあたりを強調、高音の8k~10kヘルツあたりも強調、500~2kヘルツあたりは控えめに、って設定すると何となく『M』みたいな形が出来上がると思います。これが僕が初心者にお勧めするドンシャリの基本形。

 この『M』をお持ちのスピーカーによって更に微調整していくというわけです。やってみてください。きっとうまくいきますよ。

さて、ぺブルだ。

 そしてぺブル。このドンシャリチューニングによくついてきてくれてます。パッシブラジエーターもようやく本領発揮ですね。とはいえ2,000円。過度な期待はいけません。出力も4Wなのであまり低音を強調しすぎると耐えきれません。

 2,000円でここまでできるのか?っていうパフォーマンスをお楽しみください。本格的な音質はお小遣いが貯まるまで我慢だ!

うん、気分が乗ってきたから大サービスだ!

 僕の企業秘密なチューニングを公開してしまいましょう。

 ドンシャリの基本はそういうわけで『M』ですが、僕はここにもうひとひねり加えて『W』をイメージして作っています。

 具体的にはMに加えて先に書いた1kヘルツあたりも強調しちゃうんです。で、低音、中音、高音のピークの間を控えめにするの。

 実際には毎度毎度、そして曲によりってくらいでベストな中音域が動いてしまうんですが、何パターンもやっていると上手に妥協できる中音域の山を作れると思います。

 ちなみに中音域は山とは言いますが低音、高音の山よりかなり低いです。手書きの『W』のイメージかな?さらに言うと僕のWは低音の山が高音の山より高いのも特徴。思い切ってやってみました。

 そしてぺブルはこれをいじって丁度いいポイントを探るのが結構楽しい機体です。最初のチューニングから大変身しますからね。ただしWまでやるとやっぱり値段が出てきちゃうんですよ、どうしても。バシッと妥協できるポイントが見当たらない。バシッとしたら妥協じゃないんですが、やってみればきっと伝わると思います。バシッと妥協。

 ぺブルでしばらく遊んだらきっともっと高いスピーカーが欲しくなっちゃう。僕も欲しいわ。ヤマハとかボーズとか。メーカーさん、くれー。レビューならばっちり書きますよ。毒吐くかもしれませんが。

 そういうわけでイコライザーまでやればかなりいい機体になるぺブルです。逆にイコライザーをやらないなら他のを買ったほうがいいってなっちゃうのかな?それほどポテンシャルの高い機体だってことですね。そして初期値がかなりフラットだってことでもあると思います。

 あ、そう。パソコン換えたらスピーカーのイコライザー機能がなくなってしまった。参ったわ。音楽プレーヤーとかにはついてるんだけど。ではまた。

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