こんにちは。今日のネタは先日テレビでやってたこちら、『東京マグニチュード8.0』総集編。タイトルだけ見るとアニメとは思いませんよね。でもアニメです。しかもおそらく名作アニメ。少なくとも僕は名作だと思います。総集編じゃなく全編持ってるし。
結構昔の作品です。
個人的にこの作品のすごいところの一つ。巨大地震がテーマなんですが、東日本大震災より少し前の作品だということです。予言とまではいきませんが、そして巨大地震が来ると言われてはいたのですが、それをあえて作品化して間もなく来たというのが何か運命のようなものを感じます。で、何で今更?って考えるとなんか不気味だなー、って思ったりして。
東日本大震災の時、東京もそれなりに被害が出たようですが、東北ほどではなかったし、また、東北に東京タワーみたいなのもなかった。そのかわり東北は信じられない規模の津波をくらった。災害が違うからそれもまた予言ではないのですが、とにかく心配なのよ。
『もうすぐ来るから覚悟しておいてね』と言われているような気がして。
天災には敵わない。
この作品は巨大地震を生き抜くというストーリーなんですが、人間ってやっぱりちっぽけな存在ですよね。巨大地震の前にはなす術もない。作中でもさらっと表現されてしまっているんですが、実際、そんな感じで軽く死んでしまう。それこそばらばらと死んでしまう。というか、災害に殺されてしまうんです。
万能になった、人間は地球を支配したというのは思い上がりに過ぎないのだと痛感させられます。
こういう極限の状態では基本弱いものから餌食になる。
作品でも弟君が死んでしまうんですが、こういう極限状態ってホント、運を実力にカウントした上で弱いものから餌食になっていくと思います。悲しいけれど通常卑怯と言われるような手を使ってでも生き残ろうとするような人でないと厳しい場面もあるんじゃないかと思います。辛いよね。
素直な良い人だから死んでしまうってそんな。でもね、僕、そういうのこそ運だと思いたいんです。運が悪かっただけ。そうじゃなきゃその人報われませんもん。そしてでも、運が悪かっただけっていうそれっぽちの差で人の生き死にが決まってしまうって、天災って本当に理不尽です。
平穏な日々ってありがたいんですよね。普通って奇跡みたいなもんなんだなって思いました。
小さい子が亡くなるのは辛い。
この作品のクライマックスです。弟君が死んでしまったということをかみしめるシーン。弟君の今までの人生を思い返していくんですが、短いんです。僕にはこれが堪えた。これから思い出をどんどん作っていこうという時なんだというのを痛感しました。いえ、長ければいいってもんではないのですが、幼い子の人生を振り返ると、濃すぎるんです。
人生が短い分、一日、一時間、・・・という、一瞬一瞬が濃くて、「そんな些細なことが思い出になってるの?」っていうのが多分お年寄りが亡くなった場合より多い。
別の角度から考えると、お年寄りの場合とかは特に、僕が知らない時間っていうのがけっこうあって、そのせいで少し遠くから思い出せるんでしょうけど。小さい子の場合は下手すると僕がその時間のほとんどすべてを知ってるようなものですからね、思い出が近い。思い出に手が届いてしまう。
それを手放さなくてはならないとは、と思うと作品の中ですが、ご家族をおもって胸が締め付けられます。子供は親より先に死んではいけないってこういうことか、と思いました。
頑張って乗り越えろ、って心底思います。
最後はありふれたセリフで終わり、別の作品なら「軽いセリフだ」って小ばかにするんでしょうけれどこの作品では許さざるを得ません、っていうか、どっぷりつかりすぎて、これくらいにしておかないと自分が立ち直れないって思い、かえってグッとくるセリフだと思います。下手に教訓めいた感想を持ってしまうと何かの拍子につぶれてしまう。この程度の重さが精一杯でしょう。
それでいい、頑張れってお姉ちゃんを応援してしまいます。
本当の名作は感想文が書きにくいのかもしれない。
うん。今回書いてきて思いました。そして、何で読書感想文って書きにくいのか少しわかった気がしました。
名作って、良くできているんです。だから感想だったり、その周辺だったりっていうのが既に作品中に描かれてしまうのではないでしょうか。
感情移入し過ぎた日にはもう、主人公にシンクロし過ぎるあまり感想文がコピペみたいになってしまいそうです。
ここから逆に考えると、読書感想文のネタにする本は、多少アンチだったり、つっこみどころがある作品だったりの方が良いのかもしれませんね。
まとめ。小さい子が亡くなるのは本当に胸が痛むので、っていう観点からも災害は恐ろしい。
もう、これね。うまくまとまらなかったのは、そういうわけでこれが名作だったからです、きっと(/ω\)。
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