はいこんにちは。連休は休めましたか?僕はようやく、この作品を見たよ、ということで、今日はご紹介、というか、報告ですね。いや~、長かった。では行きましょう。リンク貼ってはおきますが・・・。時間と相談してみてください。
最初のは20年前の作品だそうです。
ありゃ、そんなに?といった感想です。当時は『RPGの原点』みたいな触れ込みで、ドラクエが好きな僕としてはわくわくしたものです。でも映画館には見に行かず、DVDを借りて観ることにしました。お金は他に使いたかったのよ。懐かしいなぁ。
で、レンタル開始されたんですが、ここからが僕の20年に及ぶ長い長い旅の始まりなのでした。
村から出るのに数年かかる。
好きな人は好きなんでしょうけど、僕はあまり好きじゃなくて、どうにもこうにも寝てしまって、って今思えば他のことがんばってたんでしょうね。村から旅立つのなんて本当にすぐなんですから。それが待てずに寝てしまっていました。
これに限らず、当時は映画観ながら本当によく寝てた。スターウォーズの2とかもうってつけで、買ったのに観られなくて売っちゃったし。結局どんな話だったんでしょうね。
ではそんなにつかれるまで僕は何をやってたのか?それは内緒。でも若者諸君、一生懸命何かに打ち込むって、いいものよ。そういうものに巡り合えたら全力でぶつかってみて、って、社会人つまづいてる人が言っても説得力ないか。
『寝る間を惜しむ』とか、『継続は力なり』って言葉は多分、一般的な意味とは違う真の意味がある、って思ってもらえると期待します。真の意味とは?それはまたいつか、ね。
アニメを借りて観るも惨敗。
本作品をまともに観ることが出来ないと判断した僕は、これのアニメ版があり、しかも全部らしい、ということを知り、では手っ取り早くこちらを、と借りてきたのでした。
でもやっぱり寝ちゃってね。これについては絵柄すら覚えていません。
この頃この作品のレンタルにいくら使ったんだか。
その後も数年にわたり挑んでは破れ続けるのでした。
この度無事?全て観ることが出来ました。
ここまで時間ができるとね、何とかですが、観ることが出来ました。でも9時間とかですからね、長い長い。そして、全て観てようやく気が付いたんですが、確かにドラクエっぽいんですよ。だったら自分でゲームやってれば、ってのがあったんでしょう。
途中うとうとしましたが、それはもうこの際ノーカウントで。通しで見ました。疲れた。実に実に最初の作品公開から20年の月日が流れていました。大正時代なら終わってたわ。ロードオブ、って感じ?ですよね。
ストーリーにケチをつけてはいけない。
RPGの、ですが『原点』ですからね、ひねりとかはありません。ええ、はい、想像通りに物語は進んでいきます。最初から最後までご想像通りです。よく言えば大衆向け。悪く言えば一本道。でも、きっと当時はこれでもみんなどきどきしたんでしょう。これありきでその後の作品はひねりやどんでん返しを付け加えていくのですから。その意味でこの作品にケチをつけてはいけません。原点を見る、真髄に触れることは実にありがたいことであります。これからすべてが始まったと、感動に浸りながら良い夢を見ればいいのです。
とはいえ、本当にのぺっとしてて、現代人には刺激の少ないストーリーではあります。現代のRPGから顧みるなど、脳内補完が必要な作品であるといえると思います。その割に3部作、9時間。RPGゲーム制作にかかわる人々の苦労を少し感じました。
映像は当時から話題になっていましたが今見てもきれいだと思います。あ、そうだ、昔は『映像化不可能と言われていた作品がついに映画に』みたいなこと言ってた気がします。映像技術はすごいんでしょうね、よく分からないけど。きれいではありましたが、ジュラシックパークを始めて観たときほどは驚かなかったです。あれは本当にびっくりしたもんだ。あれがあっちゃったからね、惜しかった。でもそれくらいリアルと違和感ないです。演技の方が違和感あったけど。
っていうのは、戦ってる最中によそ見するんですよ、みなさん。大軍と大軍の白兵戦って、さすがに経験ありませんが、四方八方に気を付けてないとどこからでも攻撃されちゃうもんじゃないのかな~って思います。敵は真正面だけじゃないんですから。主力級の人なら遠くから何人も狙撃してきそうなのに余裕のよそ見。逃げる敵兵も逃げながら剣を振るとかしてもよさそうなのにただただ逃げる。何だかシラケました。いかにも劇、って感じ。そういえば敵は最後、どこに逃げたんだ?
ごちゃごちゃ評論するための作品ではないということです。
はい、そういうことです。
これは記念碑的な作品なのですから。これがなければドラクエもなかったんだと感慨深く観ましょうね。エルフもドワーフもミスリルもこれのおかげなのです。ありがたや、ありがたや。
というわけで僕の20年にわたる物語もようやく一区切りついたのでした。
コメント