こんにちは。
あーあ、『閃光のハサウェイ』観たいな。今日は先日この番宣でやっていた作品の話。
ガンダムもエヴァ同様、詳しい人が圧倒的に詳しくてこういうのに書こうものならクレームになりそうなんですが、がんばります。
それと今日のリンク、アマゾンなんですが、これ辿っていくともう1つ、もっと安いのも掲載されています。ライブラリーとか書いてあるもの。
値段の差ですが、ここに貼ってるものの方が画質他色々良いらしいです。
高いけど良い方を貼っておきます。買う人はよろしくお願いいたします。
アムロとシャアの最終決戦とは言いますが、だからこそこれまでを知らないとついていけません。
ガンダムってアムロとシャアがいて、ガンダムがザクをやっつける話でしょ?
ってレベルの人は見てはいけません。多分訳が分からず駄作と思ってしまうでしょう。この作品は単体では完成できないと思います。
まず『機動戦士ガンダム』をテレビ版でも映画3部作でも良いから観て、次に『機動戦士Zガンダム』は出来たらテレビ版を観て、ってところまでは必須。
余力が残っていたら『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』、『機動戦士ZZガンダム』も観る、くらい前提が必要です。でないと結局正義のアムロVS悪のシャア、みたいになってしまう。ララァって何?みたいになってしまう。
このブログは初心者さん向けに書いてますのでガンダム入門(のつもり)のレベルでご紹介します。
ニュータイプって何?
いろいろな考え方がある、というか、作品が多すぎて統一されていない部分があるようにも思うのでそのあたり平らにざっくり説明すると『つながり』です。
みなさん大好き『絆』をもっと強力につなげたもの。ちょっとマニアックな話だと、風の谷のナウシカに出てくる王蟲の意識みたいな感じかと。
そもそも王蟲の意識が分からない?ですよね。王蟲っていっぱい出てきますが、意識はつながっている、っていうか共通なんです、という設定になってます。
ニュータイプは意識はそれぞれ持ってるんだけど世界中の人の意識が集まる部屋にアクセスする力、みたいに考えてます。
それこそオカルトですが、体は死んでても意思は残っててそれも部屋に入ってるんです。だからララァが出てくる。未来予知みたいな部分はどうなんだろ?
ま、そんな感じでテレパシーみたいなもんだと思っているといくらか飲み込めると思います。
戦闘になるとそのテレパシーで人を逆?探知したりできるので強い。
人類は宇宙に出ることによってこのニュータイプ能力を得るようになったことになっています。ちなみにアムロとシャアはニュータイプ。アムロの方がニュータイプ能力は高いとされています。
また『強化人間』っていうのも出てきますね。ギュネイとか。強化人間とは、人工的にニュータイプ能力を身につけさせた人のことです。『人工的な』の部分が非人道的だったりするため、あまり良く思われていません。
で、つまりどういう作品なの?
はい、かくかくしかじかあって、シャアはアクシズという隕石型の宇宙要塞・・・うん、アクシズという動力付きの隕石を地球に墜とすことで地球から人を締め出しあるいは殺し、みんな宇宙に出てみんなニュータイプになってみんな分かりあって、としようとします。
でも、アムロたちが「そこまでしなくても」と止めるために戦う。という話です。
詳しくは観てみてね、ということで最後の部分を説明すると、ニューガンダムについてるサイコミュシステムという、ニュータイプ能力を増幅させる装置にどんどんみんな意思が集まってきて(つまりみんなニュータイプみたいにつながったってことです)、どんどん増幅してニューガンダムはパワーアップし、アクシズを止めることできました。でもアムロとシャアは死にました。ニューガンダムもろとも燃え尽きました、というお話。こう書いてしまうと良さが伝わりませんね。うーん、難しい。
ところでハサウェイ、出てきますが、この作品での彼はもう最悪です。そりゃ、賊になっちゃうわ。シャアのせいにしてはいけない。悪いのはハサウェイ、それだけだ。ってわけにもいかないか、問題児クェス。わがまますぎです。
それにしてもαア・ジール、弱すぎ。『なんちゅう脆い舟じゃ』ってナウシカのおじいちゃんに言われてしまいそうなほどあっけなく破壊されてしまいました。ギュネイのヤクト・ドーガもどうかと思いますが、あれはニューガンダムのバルカンって強いんです、っていうのの証明になっているのです。それなりに意味はあるのです。αア・ジールは・・・。無駄にでかいだけじゃん、って感じでした。あれよりはZZの方が強くない?
ガンダムはやっぱりテレビで何話もかけてやるのが良いですね。
結局勝ったのはアムロかシャアか。
そりゃアムロですが、うーん、シャアとサザビーがかわいそうな扱いな気がします。フェアじゃない。作中にあるようにシャアがサイコミュの技術をリークさせたのは確かに多少アムロを馬鹿にしてますが、そんなことすれば大抵後発の機体の方が良くなってますからね、サザビーではニューガンダムに勝てないんです、そもそも。
それをそこそこいい勝負に持って行ったのはシャアというパイロットの腕だと言いたいんでしょうけど、それ言っちゃったら不慣れな機体を乗りこなしたアムロは更にとんでもない、ってことになります。どうしてもアムロの勝ちなのです。
シャアは死に場所を求めていたのではないか、とさえ思えるような演出ですが、このあたり、映画の尺の問題ってあるんじゃないかな。もう少し時間をかけられたならもう少し丁寧に書けたんじゃないかと思います。一度はお互い実力を確認しあって機体を調整して最終決戦、っていうのが良かったなぁ。
それにしてもニューガンダム、かっこよすぎです。
僕が1番好きなガンダムはマークⅡってことになってますが、ニューガンダムはもはや別格。殿堂入りです。あの左右非対称なデザイン。よくぞ出してきました、って感じ。圧倒的です。
ウイングガンダムゼロカスタムとかストライクフリーダムとかかっこいいなと思うものはたくさんありますが、ねぇ、やっぱりニューガンダムは圧倒的にかっこいい。サザビーだってすごくかっこいいけどなんかかすんで見えてしまう。あぁ、こいつきっとやられるんだろうなーって思っちゃいますもん。
あまりにもかっこよすぎてガンダム系のゲームなんかやるときはニューガンダムは使えないです。負けてはいけない気がして使えないー。無様に動かせないー。それに対して∀は遠慮なく使う。そして負ける。でも良いんだもん。ホワイトドールは本来ニューガンダムであるべきでしょ?なんだ、あのひげは。ザクだろあれ。・・・おっといけない。落ち着きましょう。ニューガンダムは神々しくかっこいいのです。
さて、マークⅡはかっこいいですよ。デザインのバランスが良い。シンプルでかつしっかり作ってあります。これが出てくるZガンダムって、シャアが乗る百式とか、主人公カミーユが乗るZガンダムとかこう、スマートな感じのかっこいい機体がたくさん出てきますが、そんな中、初代のガンダムをちゃんと引き継いでくれてます。
まとめ。
ジオンの話の締めくくりを目指して、アムロとシャアの話の締めくくりを目指して、っていうのはわかりますが、詰め込みすぎた感が強く、物語を堪能できていない作品と言えるのではないでしょうか。
映画でやるには背景とか前提とかがかなり必要で、尺が足りない。OVAで1クールでやればもっと良くなったんではないかと思います。
ではこの映画、何が良いのか。まず、ニューガンダム。次がBGM。SALLYとか本当に素晴らしい。
そして主題歌。何やかんやあっても当時乗りに乗ってる小室哲哉さんやっぱりすごい。で、その後、アムロとシャアの最期の記録という歴史的意義です。ハサウェイ、この後どうなったのか。ストーリー知らないんですよ。ほんと、観たい。
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