読書以外感想文 意味が分かると怖いビデオ 意味怖:ネタバレ考察にどうぞ。

読書以外感想文
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 はい、こんにちは。今日は先日やっちまったで先行してしまった同作2の前の作品のネタバレ考察です。

 今作も当たるも八卦当たらぬも八卦でお願いします。またやはり推測ですのでそのあたりご配慮願います。では行きま、ちょっと。そうだ。こちらの作品、どうにもこうにも気になって仕方がないことがありました。出てくるスマホというスマホの画面が割れてます。エピソードによっては基盤が見えてる機体もあって。高い機体なのは分かるんですがさすがに替えなよ、感電とか怖いよ。はっ?まさかこれも仕込み?

 では改めまして行きましょう。

①ドライブレコーダー

 こちらは、幽霊が映ったポイントでなぜかドラレコが記録を始めて怖いね、ってものなんですが、そもそも衝撃に対して反応するはずのドラレコなんですから、機体の不具合とか、リコールとかって方向に進むべき話なんです。心霊録画したからなんですか?って。もしかして実はその時何かを轢いちゃった?みたいに考えるかもしれませんが、そっちじゃないと思います。

 この話の何が怖いかというと、ドラレコの反応の方ではなく、幽霊の方。とりあえず首をつった幽霊でよしとしますが、ではどうやってそこで事に及んだか、です。生前の話が不思議ってことです。高速道路ですよ、そこ。どうやって入り込んで、どうやって標識の看板に登って、どうやって縄に・・・。とまあ、そういうことだと思います。

 怖い、っていうよりは不思議な話なのでした。

②ゴミ捨て場

 これは割と予想できるんじゃないでしょうか。いくらみんながルールを守ってるわけじゃないとしても、このゴミの量は異常だと思います。また、ゴミ捨てを動画撮影するってみなさんやってますか?

 これは、相談者が生首の人を殺して、それをバラバラにしていくつものゴミ袋に分けてゴミ捨て場に出し、途中で誰かに見られてないかの確認とかゴミ袋が持ち去られてないかとかの確認のためか、何かのために撮影していたら、生首やその他の体が動き出して怖いね、ということかと思います。つまり、大量のごみはほとんど、もしかしたらすべて自分が出したものってことになります。

 実際こういうのって少なくとも最終的なゴミ処理場で、軽くでしょうけど中身を確認するそうです。黒いゴミ袋をやめた背景にもそれがあるって聞きましたし、死体に限らず時々お金が出てきたってニュース見ませんか?あれは確認してるから見つかるらしいですよ。

 あと、ちゃんとした?犯人なら、そういうことで死体をゴミに混ぜるってことはないらしいです。いつかコンビニのゴミ箱からっていう事件が実際にありましたが、あれはそういう意味でも異常な事件だったんですね。

 多分これがこのエピソードの言いたいことなんでしょうけど、物凄い変化球な見方をもうひとつ。

 この相談者が実はゴミ捨て場の管理人的な人で、日常的にゴミ出しの日を守ってくれない住民をぎゃふんと言わせようと、仕込みであれを作った。この場合生首は生首ではなくゴミとゴミ袋をかぶってそこに待ち伏せしていた関係者だった、というもの。この線で行く場合、生首係の人の覚悟というか根性は、確かに怖い。

③見知らぬ写真

 よく分からなかった。というか、神社云々が怖いのではなく、フォーマットしたデータがここまで復元できてしまうということが何より怖い。SDカードをはじめ、記録媒体を外に出すことの恐ろしさ、これに尽きます。売るなんてもってのほかです。

 ってこれではサイバー犯罪対策ビデオですね。心霊の線で行きましょう。

 するとまあ、これが呪われたSDカードだとして、それを相談者は売ってしまったって『リング』のダビングじゃないんだから感染拡大みたいなことをしちゃいけません、って話になるかと思います。

 また終わっちゃった。もう少し書きましょうか。人型がどうとか変な空間がどうとか言ってますが、もっと怖いのは神社の社なのに「ここで悪さすると目がどうにかなって悪いことが起こるぞ」的な警告文が堂々と書いてあることです。神社なのに守ってくれないの?って感じです。悪さをするから守ってもらえないのは当然と言えばそうですが、仕込みでしょうか?

 それとゴミがどうとかで「放置されている」と言ってましたが片付けてるので放置はされてないと思います、ピカピカの神社でないことは分かりますが。もっとひどい社はいっぱいありますし、そこまで汚いとは思いませんでしたよ。

 このエピソードは自信がありません。パンチが足りないというか、推測ではあるもののその手ごたえがない。うーん。やっぱり復元が怖い、でいいのかな?

④⑦世界線廃墟

 出た。まったくこれのせいで1記事余計に書くことになってしまったよ。本当にもう・・・ネタをありがとう!

 はい、前のブログではこちらを観なくても、という旨の事を書きましたが、いざ観てみるとそんなことはありませんでした。

 もうこれは誘拐、拉致の線で確定でいいですね。こちらの最後に謎の男の人が出てきますが、よくいる営業さんというか市役所の人みたいな人で、手にはバインダーかファイルみたいなものまで持って、はい仕事仕事っていうのがよく伝わってきます。これにより、本件は人怖でよさそうです。

 それにしても後の処理がスパイ映画みたいですね。おそらく記憶を消して別の場所で目覚めさせて、ってことをやってるんでしょうけど、こんなことできる人、いるんですね。・・・この話はこれで終わり。廃墟に入り込むのはよくないです、やっぱり。

⑤自撮り

 これまた人怖。これは本作で1番簡単です。相談者が犯人の殺人。被害者の彼氏とのことですがストーカーかDV彼氏か、よくあるって言うと失礼かもしれませんがそういうパターンです。インタビューに応じる形で事件の関係者を洗っていますし、写真の後ろの自分の姿を幽霊と言ったり、でも幽霊を信じないと言ったり、ネタを処分しろと言ったり、彼女は元気とか参ってるとか、もう滅茶苦茶。この辺は観てもらえればと思います。

 これについて補足しておくと、インタビューを踏まえての冒頭の出頭、という構成になっている、と分かったうえで観ると流れが非常にわかりやすいと思います。

 相談者は、被害者(彼女)のあずかり知らぬところで彼女の部屋に入ることができた。⇒ある日、彼女の自撮り写真について友達が指摘したことにより彼女がそのこと(相談者が勝手に彼女の部屋に入れること)を認識した。⇒おそらくそれがきっかけで彼女は相談者に殺害された。⇒相談者はインタビューを利用し証拠隠滅を画策する。⇒この後、殺害された彼女が化けて出るようになる。⇒冒頭の出頭シーン。「幽霊っているんですね。この中入れば助かるかもしれないから、行きます」というわけです。セリフの意味が分かりましたね。実際幽霊を見たから言えるセリフで、ってことで、彼女は殺されています。

 これは、多分実際あった話をきっかけに作ったんじゃないかと思います。あまり大きくじゃないけど新聞に載った事件で昔ありました。被害者が化けて出てきて耐えられなくなった犯人が自供、って。

⑥地獄の夜行バス

 これは難しかったわ。でも意味が分かると・・・怖い、というか笑ってしまう話。おっさんは完全なミスリードです。だいたい「山道なのに揺れずに立ってる」って。これ、夜行バスですよ、夜中に走るバスなんだからそんな危ないルートは通らないでしょ、普通。っていうか、写真をどう説明したものか悩みますが、この際どうでも良いです。またこの帰省自体、作り話かもしれません。

 というわけでネタバレです。これは相談者が浮気をしてて本命か浮気相手かどちらかは知りませんがLINEの彼女に捨てられた、という話です。

 LINEのやりとりをきちんと見ると彼の送信内容に違和感を感じる部分があります。
2:48「明日飲みん時話そ」
8:18「今晩そっちの用事終わったら連絡くれ」

 実際本人たちがどう考えたかは分かりませんが、夜中2時3時頃でいう明日、っていうのは日付的には同日ではないでしょうか。という前提で。8:18の送信内容だと、その夜彼女はおそらく実家の方で予定が入っていることになります。にもかかわらず、2:48の送信内容だと同日に彼と話す飲み会があると。うん。彼ミスったな。ちょっと変わったダブルブッキングが発生しました。

 また、彼女の実家からまだ来ないって連絡が来たとのことですが、彼女の実家が彼の携帯番号を知っている、ってどれだけ健全なお付き合いなんでしょ。多分交際段階で実家が知ってるってことはないと思います。幼馴染とかみたいな関係もあるから全否定はしませんが、本作の彼と彼女はそういう間柄でもないと思います。

 要は、彼が浮気相手の予定と本命の予定を間違えてしまったわけ。で、彼女がそれに気が付いて鎌をかけるような、怖いよ助けて的な内容を送信したんですが、彼の方がさほど心配してくれないことで悟ったのでした。少し脱線すると、彼女の方ももしかすると本人1人で送信内容を打っていたのではないかもしれないなと思いました。それはもう、ほんとにどうでもいいことですが。

 話を戻し、彼女はその後実家の親に手伝ってもらって一芝居打ってもらい、自分は消息不明となったことにして彼との交際を終わらせた、ということになりました。インタビュー中で少し話した、といってますが、別れ話でもしてたのか、痴話げんかでもしてたのか、とにかくこの交際が終わりに向かう話をしていたんだと思います。彼の右手の薬指に輝く指輪が印象的でした。

終わりに。

 ひょんなきっかけでこちらを観ることになりましたが、この手の話は難しいですね。他の人の考察がないのがさらに困った。もしかしたら僕しか書いてないかもってくらいです。みなさんがもし本作を観る機会があったら、というか観て、考察探しをしているときにこの記事でお会いできれば幸いです。間違ってても怒らないでくださいね。ではまた。

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