はい、こんにちは。今日はこちら。ホリエモンの本です。きついこといっぱいです。いいですか?一緒にホリエモンに怒られに、それでは早速いきましょう。
きついことがいっぱい出てきますが、つまりかなり刺激を受けるってことです。
あの口調のままの本です。かなりきついですね。すごく怒られてる気分です。勉強になります。それにしてもすごいわ。年間に200冊出版だって。しかも秋元康さんに焚きつけられて、ですと。秋元さんも秋元さんですし、ホリエモンもホリエモンです。すごいわー。読む量だとしても多い方だと思いますが出版してるんだそうです。書いてるのかなー?話を誰かに文字起こししてもらってるのかな、という気がしないでもありません。でも、あの超人レベルの人々ですからできるかもしれませんね。ほんと、すごい。
ホリエモンよろしく極端な部分があります。
実によく書けている本で、『最高傑作』というだけのことはあります。でも強烈に一定方向を向いた本なので向かない人には向かないと思います。最後までそんな感じで行くので途中でドロップアウト、全然OKです。
例えば、仕事はマルチタスクが良いって書いてありますが、人によっては受け入れられません。苦手な人は苦手です。僕なんかそうですね。だめです。どうしても向かないんだわ。でも良いんです。人は人。自分は自分で。ちなみに、向いてないばかりではいけないので、僕なりに工夫はしてるんですよ、一応。マルチタスクを分割してシングルタスク連発にしなおすの、案外いいかもしれませんのでやってみて。
本の内容が受け入れられないようなら、ホリエモンのような成功は収められないでしょう。でもあきらめないで。その代わり努力や運によっては別の成功を収められるんじゃないかと思います。多分ね。成功の形は一つじゃないんです。いろいろな成功があります。大きかったり小さかったり。でも、成功はする。それでいいじゃん。
心配しなくてもいい。全部が全部本当ではないかもしれない。
大事ですよ。ホリエモンの言葉の中に『徹夜してコードを打っていた』みたいな旨の言葉があります。僕、どこかで読んだか、聞いたかした。でもこれ本作の睡眠時間の話に矛盾します。いや、矛盾というか、睡眠時間とれないと良いパフォーマンスができないってことになるんでしょうけど、そうしていたらしいですよ。ちょっと話を作っちゃったか、本の通りにできなかったのはホリエモン自身で、かつ、それでいてあれだけの成功を収めました、ということになります。つまり、常にできなくたっていいの。結局成功するんですよ。
だから、みなさんも100%実現できなくても良いんです。十分成功できる。できるところからやりましょう。僕もやってみる。とりあえず、寝る。
こういう人もいる、くらいで読むこと。まともに比較しちゃだめですよ。
ホリエモンについては本当に良く書いてありますが、できるできないも含め、あくまでそういう生き方をしている人がいるんだ、ってところで考えを止めましょう。堀江貴文さんの紹介本として大変良く書けている本なんだ、で止めておきましょう。これをまともに考えて、自分と比較して・・・なんてことをするとおそらく不幸になります。人は人、自分は自分、ってこういうことね、と気づくために読んでください。あとは拾えるだけ拾っておしまい。真剣に向き合ってはいけませんからね、くれぐれもよろしく。
例えば
困ったときは(に限らず)人を頼れ、と彼は言っています。自分でやるより能力のある人がやった方がいいから、と。そうですね。でも、それってやっぱり誰にでもできるわけじゃないんです。確かにホリエモンより優れた技術なりなんなりを持っている人はいっぱいいるし、本にあるように、誰かのためにそれを惜しみなく使うことに喜びを見出して、何時間でもやってくれる人がいると、僕も思います。
でも、ホリエモンも同じように何時間も誰かのために働いているのでしょうか。本を読んだりメディアを見たりする限り、彼は人のために何時間も働くタイプではないでしょう。そりゃ、本を書いたり講演をしたりすれば間接的には他人のためにそれ事何十時間、何百時間分も働いてることになりますが、それいっちゃったら建設業や土木業の人には遠く及びません。
だから
気にしなくていいよ、っていうのは本当の話。彼は話がうまいの。誰かを頼るのは正しい事だと思いますが、ホリエモン的なっていうか、本にあるような頼り方はしなくても良いと僕は思います。他の人に頼った方が効率が良いから頼むんなら自分でやるときとの差は対価なりなんなりで穴埋めしないといけないと思います。それが持ちつ持たれつです。確かにその場で精算が必ずしもベストだとも思わないんですがね。借りたものを返せるだけに、自分も何かを身に付けておけると良いですね。
それくらいで良い。他者を都合よく利用するだけみたいになると後がまずいですから、ホリエモンくらいポンポン働ける人じゃないとこの頼り方はできません。っていうか、しちゃいけません。
『目指せ』最大化。ってことになりますか?
最大化、っていうのが欲張りすぎなんですよ。ほどほど、くらいなら十分成功できるエッセンスというか心の持ちようならこの本には十分詰まっております。勉強になることばっかり。だからホリエモンなんだ、だから僕なんだ、って違いがよくわかる。でも多分根本的な部分が違うから僕はホリエモンにはなれない。ホリエモンにその気があるかどうかは別として、彼も僕にはなれない。そういう、彼との距離、自分の立場、そういうものを確認させられる本でした。
にしても、ホリエモン、強気だなー。キャラなのかなー。
ではまた。
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